どうもおにぎりです!
今回は、おすすめのつみたてNISAの始め方をご紹介します。
投資初心者の方は、わからない単語などが出てくると思いますので、先にこちらの記事をご一読いただければと思います。
つみたてNISAおすすめの始め方
つみたてNISAのおすすめは、
楽天証券につみたてNISA口座を開設し、楽天カード決済を利用して毎月定額で
・eMAXIS Slim 全世界株式
・eMAXIS Slim 米国株式
・楽天VTI
という3つのインデックスファンドのうち、どれか1つを購入し続けることがおすすめです。
楽天証券を勧める理由
・インデックスファンドの種類が豊富
・ネットで簡単につみたてNISA口座の開設、実際の積み立て、資産変動の確認などを行うことができる。(楽天証券アプリで日経新聞が無料で読める)
・積み立てを楽天カード決済で行うことができ、毎月購入金額の1%のポイントが貯まる
・楽天ポイントでつみたてをすることができる
・楽天ポイントを月1ポイント以上使って、500円以上つみたてを行うと、楽天市場でのポイント還元率が1%UPする。
インデックスファンドの種類が豊富
楽天証券が取り扱っているインデックスファンドの数は約150種類あります。
これは、数ある証券会社のうちでも1、2を争う数です。
なぜ、取り扱っているインデックスファンドが多い方がいいかというと、手数料の安いものや、自分の投資スタイルに合ったものが見つかりやすいからです。
銀行などで積み立てNISAを始めることも可能ではありますが、取り扱っているインデックスファンドは5個くらいしかないことがほとんどです。
なおかつ、手数料が高いものが多いです。
これは、大手、地方どちらの銀行でも大差ないです。
楽天証券でなくとも、楽天証券のようなネット証券では比較的インデックスファンドの取扱数は多いですが、
ネット証券以外の証券会社は、銀行と同様、手数料の高いインデックスファンドが数種類あるだけですので、注意が必要です。
そのため、「銀行に勤めている友人の紹介で〜」とか、「証券会社の窓口で案内されたから〜」という理由でつみたてNISAを始めると、痛い目に遭ってしまいます。
私の身近でも、地方銀行で働いている友人から、「うちでつみたてNISA始めない?」と誘われた。
という話を複数人から聞いたことがありますので、意外と楽天証券に行き着くだけでも難しいのかもしれませんね。。
また、すでにこれらの場所でつみたてNISAを初めてしまった人は、
つみたてNISA口座の移管手続きをすることを強くお勧めします。
ネットで全てが完結できる
楽天証券はスマホさえあれば、つみたてNISA口座の開設から実際の利用までの全てを完結させることができます。
簡単な流れとしては、
- 楽天証券口座の新規開設の申し込みをする
- 通常1週間〜2週間程度で口座開設が完了する
- 自分が積み立てたい商品を選んで、積立額を設定する
- 設定終了
となります。
楽天証券の大きなメリットとして、ホームページや、アプリが非常に利用しやすいという点があります。
他のネット証券でも口座開設などはスマホで完結させることは可能なのですが、ホームページの見易さなどは楽天証券が優れているように思います。
ちなみに、楽天証券のアプリでは、日経新聞を無料で読むことができますので、この点も大きなメリットかなと思います。
楽天カード決済で積み立てができる
楽天といえば楽天カードマンが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
楽天カードは、年会費無料、還元率1%のクレジットカードで、様々な場面で使える楽天ポイントが溜まるというものです。
このクレジットカードを利用して積み立てNISAを行うと、毎月の積み立て額の1%が楽天ポイントで還元されます。
具体的には、つみたてNISAの年間の投資上限は40万円で、毎月33,333円まで積み立てることができるようになっています。(1年の途中から始めた方は増額設定も可能です。)
そのため、毎月33,333円を楽天カード決済で積み立てると、333ポイントの楽天ポイントが還元されることになります。
これを1年間続けると約4,000円分を楽天ポイントとして還元を受けることになります。
これ、非常にお得です。
ちなみに、楽天カード決済での投資信託積み立てでポイント還元が狙える上限は月5万円(月500ポイント)までなので、
つみたてNISAの月33,333円以外にも16,666円までの金額なら楽天カード決済で積み立てることができ、ポイント還元の対象になります。
※ただし、この16,666円分は特定口座での積み立てになるため、つみたてNISAのような税制優遇はありません。
優良なインデックス投資で得られる年間の利益は、投資額の5%程度あれば高いリターンであると考えられており、投資の世界では1%という数字が非常に大きいと考えられています。
この楽天カード決済での積み立ては、投資額の1%が利益として確実に返ってくることと同じです。
また、この1%の還元があるおかげで、手数料をまかなうことできてしまうので、
楽天証券でつみたてNISAを行う上で、実質手数料はかからないと言っても過言ではありません。
楽天ポイントで積み立てをすることができる
さらに、楽天証券では、上記の楽天カード決済で貯めた楽天ポイントで積み立てを行うことができます。
楽天ポイントで積み立てた部分については、上記と異なり1%の還元を受けることはできません。
しかし、毎月の積立額が500円以上で、そのうちの1ポイント以上を楽天ポイントで積み立てていれば、
その月の楽天市場でのポイント還元率が1%UPします。
私は最初、「500ポイントを使わないといけない!」と勘違いしていました。「毎月の積立額さえ500円を超えていれば、使うポイントは1ポイントで良い!」ということに気づいたのは半年後です😢
この楽天市場というのは、楽天が運営する、アマゾンやヤフーショッピングのようなECサイトです。
この楽天市場では、いくつかの条件をクリアしていると、楽天市場でのポイント還元率が上がるようになっており、
そのうちの一つがこの「楽天ポイントを楽天証券で利用すること」です。
これに加え、楽天カードを持っていると2%UP、楽天モバイルを利用していると1%UPというようになっています。
私は楽天の回し者ではありませんが、楽天モバイルも実際に使っており、非常にお勧めなので、以下の記事も参考にどうぞ。
つみたてNISAでおすすめのファンド
前回の記事で説明しましたが、つみたてNISAの投資スタイルは、
「投資信託を長期保有して、将来の老後資産や教育資金などに役立てる」
というものでした。
また、投資信託の中には指数に連動するインデックスファンドと投資のプロが色々な工夫をするアクティブファンドという2種類があり、
(バランスファンドというものもありますが今回は省きます)
バランスファンドとは、株式だけじゃなく、債券や不動産など、あらゆる資産クラスの詰め合わせパックのことです。
比較的リスクの少ない投資手法になるのですが、その反面大きなリターンは期待できないと言われています。
「資産が減るのはどうしても嫌!」という方には向いていないわけではないのですが、つみたてNISAは利益の全てが非課税になるという制度である以上、ある程度大きいリターンが狙えるものが理想的と考え、今回は省いています🙇♂️
長期的にはインデックスファンドの方が利益が出る確率が高いということにも触れました。
そのため、つみたてNISAで選ぶ商品は、インデックスファンドが好ましいと言えます。
ただし、インデックスファンドならなんでも良いかというとそうではありません。
インデックスファンドが連動しているそもそもの指数の株価が長期的に見て右肩上がり、
もしくはこれから数十年の間での成長が見込めるというものでなければ、投資をする意味がありません。
そこで、長期的に株価が右肩上がりの指数に連動するインデックスファンドとしては、大きく2種類あります。
全世界株連動型のインデックスファンド
まずは全世界の株の平均を示す指数に連動するインデックスファンドです。
全世界の株の指数は右肩上がりの指数の一つであり、
この指数に連動する投資信託を一つ選んで積み立てるだけで、投資の基本とも言える長期分散投資ができるというものです。
この指数に連動するインデックスファンドの中でお勧めなのが、
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 購入時手数料 無料
- 信託報酬 年間0.1144%
- 平均利回り 5%程度
- 運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
- 設定日 2018年10月31日
というもので、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」でも投資信託の事情通たちから圧倒的な支持を受けて1位を獲得している人気ファンドです。
このファンドに投資することは世界全体に投資していることとほぼ同じではありますが、このファンドの投資先のうち約60%がアメリカの株に投資しているため、その点は理解しておく必要があります。
また、このインデックスファンドと似た名前の
eMAXSIS Slim全世界株式(除く日本)というものがあります。
これも先程のオールカントリーと信託報酬などは同じですが、日本以外の国に投資をしているファンドになります。
これまではこちらの方が利回りが高い傾向にあるため、日本株についてはつみたてNISA以外で自分で投資する場合であったり、
普段日本の会社で働き、円で生活しているからといった理由から、「除く日本」の方を選ぶのはありだと思います。
アメリカ株連動型のインデックスファンド
アメリカ株の指数もこれまで右肩上がりであり、
全世界株の指数に連動するインデックスファンドに投資したとしても、その60%はアメリカに投資することになるように、
アメリカ株は投資する上で見逃せない存在です。
また、全世界株に投資するより、アメリカ株に投資する方が利回りが高くなる傾向があるので、
「だったらアメリカだけに投資すればいいじゃん」という考え方もあります。
具体的には以下の2つです。
①eMAXIS Slim 米国株式
- 購入時手数料 無料
- 信託報酬 年間0.0968%
- 平均利回り 6%〜7%程度
- 運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
- 設定日 2018年7月3日
②楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
- 購入時手数料 無料
- 信託報酬 年間0.162%
- 平均利回り 6%〜7%程度
- 運用会社 楽天投信投資顧問
- 設定日 2017年9月29日
①については、アメリカの代表的な500社の株に、②はアメリカの4000社の株に投資するファンドです。
どちらも利回りは高く、非常に人気のファンドです。
①より②の方が手数料が高いですが、その分広く分散されています。
どちらにするかは好きな方で良いかと思います。
eMAXIS Slimシリーズは、手数料が業界最安になることを目指してくれており、これまでも何度も手数料を下げているので、非常に心強いです。
まとめ
今回はつみたてNISAを始める際のおすすめの証券会社とおすすめのファンドについて触れてきました。
私自身楽天証券で楽天カード決済を利用しています。
今回省きましたが、SBI証券も十分魅力的な証券会社で、私も証券口座を持っています。
しかし、つみたてNISAにおいては、楽天証券が一歩優勢かなと思います。
ただ、SBI証券でつみたてNISAを始めるのもすごく良い選択には変わりありません。SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドという、信託報酬0.0938%の優良ファンドが選べるのはSBI証券ならではです。
最初はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を購入していましたが、投資について調べていくうちに、アメリカ株に魅力を感じ、
現在はeMAXIS Slim米国株式を購入しています。
私自身投資に関する知識が全くない状態からつみたてNISAを始めたため、最初はどの証券会社で、何を買えばいいのか全く分かりませんでした。
そこで、色々調べていたのですが、調べてみると
「複数のファンドを積み立てて、そのうちアクティブファンドを入れて投資成績を上げる」
という記事がある一方、
「積み立てるファンドは全世界型のインデックスファンド一本で良い」
という記事もあり、結局何が良いのか分かりづらかったという経験があり、今回記事を書くに至りました。
そのような方の参考になれば嬉しいです。
それではまた👋
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